3. 連携の準備ーネットショップ管理

決済を実現するため、イーティーネット株式会社様の以下のプラグインを入手して下さい。

  • ネットショップ管理プラグイン
  • PAY.JP 決済モジュール

プラグイン有効化後の作業は「オプション設定」と「商品データ」の登録の2つを実施します。「オプション設定」は設定項目の数が大変多いため、説明は今回利用した部分のみ記述します。設定値についてはデフォルト状態のまま利用する場合と、変更する必要がある場合があります。

設定の説明について

Webサイトで商品を販売する場合、商品データの登録、表示、注文で利用するカート、注文者のデータ入力フォーム、送付先の入力フォーム、注文データの登録、決済処理など、多くの機能が必要になります。宿泊予約システムの決済は、それら大きな機能の一部分の手助けを得て実現します。

弊社ではイーティーネット株式会社様の協力をいただき、連係するための必要最小限の機能について確認いたしました。それ以上は、「ネットショップ管理」は規模の大きいアプリケーションシステムのため使い方など試しておりませんので、説明に誤りがある場合はご了承下さい。

 商品データの設定

ネットショップ管理の管理画面メニューから「商品管理」を実行して、「宿泊」の商品データを1件登録します。以下は設定項目です。

  • カテゴリー
    特になければ「未分類」を選択します。
  • 商品コード
    任意で決めて下さい。
  • 商品名
    任意で決めて下さい。ここでは仮に「ご宿泊料金」とします。
  • 商品価格
    通常はこの金額が請求額となりますが、予約料金が異なるため0円のままで構いません。その代わり、連係プログラムにより渡された料金が設定されるように、画面右上の「アドバンスモード」を有効化し、追加表示された「自由価格」項目にチェックを入れます。
  • 販売状況
    「販売中」にします。

連係動作ではここで設定された商品データの投稿ID ー 本説明は商品IDと呼びますが ー この商品IDを連係プログラムに設定して、金額と共にネットショップ管理に渡します。

オプション設定

オプション設定には関連する項目をまとめたサブ設定項目が複数あります。以下サブ設定項目のタイトル毎に説明します。

環境設定

  • ショッピングカートURL
    スラッグ名に「cart」と名付けられた固定ページがインストールで登録されます。URLはこのページを表示するページアドレスを指定します。注意点としましてネットショップ管理では、パーマリンクの設定はデフォルト以外を設定して利用する必要があります。
  • ショッピングカートの使用
    ショッピングカートを使用するようチェックして下さい。
  • 購入手段選択の使用
    チェックを外します。
  • 注文者情報の使用
    チェックを外します。
  • 送り先情報の使用
    チェックを外します。
  • 確認画面の使用
    確認画面を使用するようチェックして下さい。
  • 数量を変更しない
    数量を変更させないようにチェックして下さい。
  • カートに入れる度にカートをリフレッシュする
    連係プログラムを利用してカートに入れるため、リフレッシュするにチェックして下さい。
  • カート内の商品返品表示の無効
    無効にチェックして下さい。
  • カート内の小計表示を無効にする
    無効にチェックして下さい。

メールオプション

「ご注文確認メール」は送信しませんので、空白を設定して下さい。

支払オプション

「支払 #0 クレジットカード」を「使用する」

  • 決済モジュール
    PAY.JP決済モジュールを選択します。
  • 売上処理
    与信枠の確保の場合は「与信」、確定の場合は「与信売上」を選択します。
  • 注文後の処理状況
    注文データの一覧項目に表示する処理結果を選択します。

決済モジュールオプション

「PAY.JP」に関わるキーデータを設定します。設定する元の情報は、PAY.JPの管理画面で確認して下さい。

ここでは「モード」を「テスト環境用」に設定、「クレジットカード情報の登録」はチェックを外して下さい。

以上になります。